笑うかどには福来る~!
おいでませっ
30℃近い猛暑日と思ったら、うってかわって朝方は冷え込んだり…
着ていく服ひとつとっても、頭を悩ませますね~
変わりやすい気温に加え、「五月病」なんて言葉もあるこの月、
なんとなく気だるさを感じてらっしゃる方も多いと思います
今日は、そんな気だるさを吹き飛ばすイベントのご紹介です
長州苑本店横、常栄寺雪舟庭にて行われる、
「瀧川鯉昇 独演会」
はい、そうです!
日本が世界に誇る高度な話術の文化、落語です!
お寺で落語の会?だなんて、ちょっと奇をてらったように思われるかもしれませんね
実は落語で言う「前座」という言葉はお寺から来ているのです!
ことの始めは平安時代、お寺では日常の生活習慣や善徳の教えなど、いろいろな知識を
わかりやすく人々に説いていました。でも、いきなり住職の話!だと、庶民は
身構えてしまいますよね
そこで巷で話のうまい、話芸に秀でた人を呼んで、住職の話の前に楽しい話をしてもらい
緊張を解きほぐしたそうなんです。
つまりお寺で最所に話をする人が「前座」なんですね
そして江戸時代、寺子屋文化が発達した頃から「前座」はひっぱりだこになり、
ついにその話芸は「噺家」という職業にまで発展することになります。
落語の起源は実はお寺だったんですね~!
今回は、とにかく登場しただけで思わず口元がゆるんでしまう…
そんな、瀧川鯉昇師匠をお迎えします
ところで、ご存知でしょうか?
会場となる常栄寺雪舟庭…実は
蛍の名所
でもあるのです!
落語の起源とも言われるお寺で
蛍が幻想的に飛び交う中
鯉昇師匠の噺で大いに笑う…
なかなか普段体験することは出来ないイベントですよ~
ぜひご来場くださいねっ
(※開演前にお抹茶のサービスがございますので、会場にはお早めにお越しください)
チケットは当店でも預かっておりますのでお問い合わせください。
長州苑(雪舟庭前本店) TEL 083-925-5850
滝川鯉昇プロフィール
1983年 NHK新人落語コンクール最優秀賞
1984年 国立演芸場花形若手落語会金賞
1985年 第五回国立演芸場若手落語会金賞銀賞の集い大賞
1996年 51回文化庁芸術祭 優秀賞
主に古典落語を得意とする。江戸っ子の啖呵を切るようなスピーディな調子ではなく、
飄々とした独自のテンポ。“まくら”は自分の事や世間話に言葉遊びを散りばめたり、
話の複線をはったりといった部分が強く、まくらから噺のサゲまで言葉とくすぐりを
緻密に選択している。
鯉昇の落語を語る上でまず特徴的であるのは、「つかみ」の上手さにある。
また、古典落語の中に出てくる難解な用語を現代風のものに置き換えたり、登場人物に
説明させるなどの方法で観客にとって分かり易い落語をする。飄々として、にこやかな顔で
語る姿勢から鯉昇の落語は「脱力系」と紹介されることも近年多くなったが、とにかく
高座に登場しただけで場内中の笑いを誘い、「まくら」から観客の心をつかみとってしまう
噺のうまさは絶品である。
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