

こんにちは!
山口市のお土産屋「長州苑」のスタッフです。
この記事では、山口のお土産についてご紹介していきますね。
さて、こちらの記事をご覧いただいているということは、山口のお土産に関するお悩み、またはヒントを求めていらっしゃってると思います。
「山口旅行するけど、お土産を悩む時間が惜しい」
「せっかく山口土産を配るなら、センスの良い人だと思われたい」
「本当は山口に行けてないけど、行ったフリをする必要があるのでお土産を取り寄せたい」...etc
などなど、様々なご事情があるのではないでしょうか。
せっかくなら少しでも良いお土産のために下調べ。
「山口 お土産 おすすめ」などのキーワードで検索される方も多いと思います。
検索結果すれば、秀逸な記事がたくさん表示されます。
そこでは長らく愛されている素晴らしいお土産がたくさん紹介されています。
ただその反面、人気商品は定番商品でもあることから、同じようなラインナップになっていたり…。
そこで、この度は【お土産屋視点でコッソリ教える、隠れた山口土産の逸品】を皆さまにお伝えしたいと思います!
このラインナップを購入すれば、レジ係から「山口旅行の達人」「“分かってる”人」と思われることうけあい!
また、お土産屋の従業員であっても、県外在住の親戚やご挨拶なんかで結構お土産を購入する機会はあるので、そのような視点でもチョイス致しました。
お客様のお土産選びのヒントになれば幸いです。
徳佐りんご100%ジュース

「山口の北海道」とも呼ばれる、山口市の阿東徳佐(あとうとくさ)地域。
山口市は基本的に盆地なので、夏は非常に蒸し暑いのですが、阿東徳佐はエアコンなしでも過ごせる涼しさ。
そして冬は別世界のごとく大雪が降る寒冷地です。
田園が広がりSLが走る、のどかでとっても良いところですが、一番の見どころはなんといっても「西日本一のりんご農園」でしょう!
あっとほうむ阿東(あとう)/Topページより転載
一般的にりんごが完熟する産地であれば、より暖地であればあるほど糖度が高くなるのですが、徳佐りんごはその条件を満たしているので、とっても甘いりんごに育つのです。
そんな徳佐りんごを、濃縮還元でなく、ストレートに絞った100%ジュース。
美味しくない訳がございません。
並みのりんごジュースとは全く異なる、とろけるような甘みをぜひご堪能ください。
そして山口に「徳佐りんご」有りと、覚えていただけたら幸せます!(実家が徳佐の従業員より)

アスパラドレッシング

突然ですが、アスパラベーコンっておいしいですよね...。
しょっぱいベーコンに、ふわっとした優しい甘みのアスパラガス。
このふたつがマッチしてこその美味しさだと思うんです。
で、こちらの商品。

山口県の東部「山陽小野田市」において、農業の6次産業に取り組む女性を中心とした組織「はるちゃん農園」さんが手がけた、出荷規格外のアスパラガスを使用したドレッシングでございます。
株式会社エスケイサービス/Topページより転載
ドレッシングって様々な味がありますが、基本的に酸味の効いたものが多いですよね。
もちろんそれも美味しいのですが、こちらのアスパラドレッシングは、アスパラの持つやさしい甘みに加え、米麹の甘みも加わった「とっっってもやさしい甘みのドレッシング」なんです。
めちゃめちゃ美味しくて、野菜がいくらでも食べられます!
そして、ベーコンのような、しょっぱい食材との相性も抜群!
温野菜、生野菜、お料理いずれも使いやすく、お子様にも喜ばれる味になりますよ。
ちなみにこちらの商品は、当店の従業員が地元のテレビ放送で取り上げられたのを見て、どうしても食べてみたい!という気持ちから取り扱いが始まった商品でもあります。
「東洋美人」純米吟醸酒を使用した蒸しきんつば

日本酒「東洋美人」はご存じでしょうか?
山口県萩市の澄川酒造場が仕込まれる日本酒で、かの「獺祭」と並び称される、山口県を代表するお酒です。
甘く、フルーティ。清々しく、やわらかく、透明感のある口当たりは、他の追随を許さないのではないでしょうか。

JR西日本「TWILIGHT EXPRESS瑞風」、「日本航空ファーストクラスラウンジ」「FIFAワールドカップ南アフリカ大会公認の日本酒」にも選ばれており、山口どころか日本を代表するお酒でもあります。
前置きが長くなってしまいましたが…こちらの商品、その東洋美人を使用した蒸しきんつばでございます。

キャッチコピーに○○使用!や○○配合!など記載されているけど、食べてみてもピンとこない…そんな商品が巷には溢れています。
ですが、このしっとりとした生地のきんつば。
口に運ぶと、東洋美人の香りが鼻から抜けていきます。
やさしく、上品な、あの香りです。
お酒が好きな甘党さんへのお土産にピッタリですね!
職場でお土産にお酒を渡すのはさすがに憚られるかもしれませんが、こちらのきんつばなら堂々と渡せるのではないでしょうか?
お酒好きな方なら「東洋美人」というワードを聞いただけで反応しちゃうことうけあいです。

みほり峠の唐揚げ粉
全国津々浦々、地元のローカルレストランってありますよね。和食だったり、洋食だったり。
赤ちゃんも大人もお年寄りも、どんな世代だって包み込んでくれる懐のふかいレストラン。
生まれも育ちも山口市の私にとってはやっぱりここなんです!「みほり峠」!
MIHORIグループHP/みほり峠大内店より転載
甘めの味付けのカツ丼や、具たくさんのうどん、お子様ランチ、新鮮なお刺身やボリュームたくさんの定食・セット...。
子どもの親になった今でも、頻繁にお世話になってます(笑)
そんな大好きなみほり峠におけるマイルールをひとつご紹介いたします。
それは、どんなメニューを頼もうが「唐揚げも絶対一緒に頼むこと」です!
MIHORIグループHP/唐揚げ専門店 みほり峠より転載
唐揚げ...私にとって、みほり峠=唐揚げといっても過言ではない!くらい好きな一品なんです。
スパイシーで、サクサク軽くて、ちょっと濃くて、ご飯にめちゃめちゃ合うお味で。
そんな美味しい唐揚げを、ご家庭で再現できる魔法の粉をみほり峠さんは販売してくれています。
それが「みほり峠 唐揚げの素」。

鶏肉に粉をまぶしたら、あとは油で揚げるだけ!
ただ、少しでもお店の味に近づけようとするならば、お肉が乾燥しないうちに粉をまぶすこと。
その際、粉のつけ過ぎには注意!(かなり濃くなります)
唐揚げ粉をお土産っていうのは、ちょっと変わってるかもしれませんが(笑)
それでも本当に美味しい唐揚げ粉なので、是非試していただきたいと思う次第であります。
岩国れんこんポタージュ
良い蓮根って、ホクホク、シャキシャキ、糸を引くような粘りがあって、本当に美味しいですよね。

山口県でも、そんな美味しい蓮根を育てている地域がございます。
そう、「錦帯橋」で有名な岩国市!ブランド「岩国れんこん」の一大産地で、その規模何と中国地方一なのです。
ちなみに、岩国蓮根には穴が9個あることが多く(普通は8個ほど)、それが岩国藩主吉川氏の家紋「吉川九曜紋」にとてもよく似ていると、吉川家にとても喜ばれていたそうです。
そんな縁起の良い「岩国れんこん」を皮ごと100%使用して作られたのがこちらの「岩国蓮根ポタージュ」。

女性起業家の方が企画し製造しているこちらの商品。
クオリティが高く、美味しいので、弊社テイクアウトカフェでもご提供させていただいております。

コーンやカボチャのポタージュはしっかりした甘味がありますが、蓮根ポタージュは、ふわっとした優しい甘み、と言いましょうか。
優しく、包み込んでくれるような甘みなんです。
黒コショウとの相性も抜群!ぜひ試していただきたいです。
ちなみに、特殊な製法で製造しているので栄養素(特に美容関連)を損なうことなく仕上げられたとのこと。
嬉しいですね!
白狐ラスク/白狐サブレ

2023年から販売開始のニューカマーです。
この商品、最初に申し上げますが、私が今まで食べてきたラスクやサブレの中でも、一・二を争うほど美味しいです。
それもそのはず。山口市で人気の洋菓子店さん「本町カメリヤ」さんがガチで作っているのですから。
お店の看板を掲げている訳で、プライドを持って作られているのでしょう。
発酵バターを惜しみなく使用したサブレはサックサク!口の中でまるで溶けていくよう。

ラスクは発酵バターに加え、黒糖をたっぷり染み込ませているので、豊潤な甘みを感じられつつ、いくらでもいただける罪深い味に仕上がっております。

と、味のクオリティの高さを熱弁させていただきましたが、このパッケージデザインも秀逸です。
手触りの良い、高品質な紙で組み立てられた箱は、とってもキュートな白狐モチーフ。
ラスクは味によってお顔も異なるというコレクター泣かせの仕様(?)。
そして私が一番お気に入りなのは、フタを開けるとちっちゃなキバが見えるところです!
悶絶するほど可愛いデザインに感動すら覚えます。

ちなみに「白狐」は山口市の「湯田温泉」伝説に出てくる動物です。
湯田温泉駅では巨大な白狐「ゆう太」くんがそびえ立っており、湯田温泉がお祭りムード一色に染まる「湯田温泉白狐(びゃっこ)まつり」は春の一大イベントです。
山口湯田温泉松田屋ホテル/新着情報より転載
そんな愛され系伝説の生き物モチーフの「白狐ラスク/サブレ」、オシャレな山口土産にいかがですか?
チキンチキンごぼう
トライアングル/【山口県ご当地グルメ】チキンチキンごぼう、知っちょる?より転載
皆さま、「チキンチキンごぼう」という名前を耳にしたことはありますか?
山口県で人気の定番メニューで、サクサクに揚げた鶏肉とごぼうに、甘辛いタレを絡めたものでございます。
これがもうご飯にめちゃくちゃ合うのなんのって!鶏肉はもちろん、揚げてからタレに絡めたごぼうの食感が素晴らしい逸品なんです。
こちらのチキンチキンごぼう、その特徴的なネーミングも含め、生まれたきっかけはなんと「学校給食」!
というのも20数年前、山口市大歳(おおとし)の小学校で給食の新しいメニューを一般家庭に募集した際、応募されたものなのだそう。
その後給食メニューとして採用され、今では山口県の各小学校で子どもたちの人気No.1メニューになっています。
ちなみに山口では居酒屋などでも提供してたりするので、ぜひ一度お試しいただきメニューでございます。
さて、そんな山口のご当地グルメ・ソウルフードの「チキンチキンごぼう」を、なんとなんとスナックにした商品がこちら「チキンチキンごぼう」です!(そのまま〜!)

出来上がったチキンチキンごぼうをそのままフリーズドライしているので、そのまま食べれば、お肉や野菜の旨味も、甘辛さも味わえるサックサクの絶品スナックに!

しかし一番オススメな食べ方は…そう、元のチキンチキンごぼうの姿に、ほぼ復元することです!
方法は簡単!必要なものは少しのお湯のみ!
封を開けたら、30mlのお湯(約大さじ2)を袋に注ぎ、チャックをよく閉めてシャカシャカ振ります!

それから3〜4分ほど待つと、そこには山口県民の愛する「チキンチキンごぼう」の姿が…!

ご飯にのせれば、栄養もしっかり摂れる絶品丼に♪

おやつにも、今日のもう一品にもおすすめ。
親元離れて暮らすあの子へ送ってあげるのもおすすめ。
さらに、備蓄食としてもご利用いただけます。(賞味期限が極端に長い訳ではないので、ローリングストックをオススメします)
山口県自慢のご当地メニューをお気軽に味わえる商品です!ぜひどうぞ♪
※「名前は『チキンごぼう』でもいいんじゃない?」って思った方はいませんか?
「チキンチキンごぼう」じゃなきゃダメ!絶対!
さいごに
【お土産屋のカフェ店員がコッソリ教える、隠れた山口土産の逸品】をご覧いただき、ありがとうございます!
今後も随時追加していきますので、よかったらチェックよろしくお願いいたします。
#山口土産 #山口ギフト #マニアック #隠れた名品